米軍は、11月に南西部で起きた死亡事故を受けて運航停止になっていたティルトローター輸送機オスプレイの飛行禁止を解除した。
軍は金曜日に決定を発表した。
11月29日、米空軍のCV-22オスプレイが鹿児島県屋久島沖に墜落した。 乗組員8名全員が死亡した。
12月、米軍は空軍が使用するCV-22の艦隊だけでなく、米海兵隊が使用するMV-22を含む世界中に配備されているすべてのオスプレイを停止した。
米軍はオスプレイの運用再開時期について、空軍や海兵隊など各軍の必要な手続きに従って判断するとしている。
米軍高官は記者団に対し、この決定はオスプレイ乗組員の「安全を優先する細心の注意を払ったデータ主導のアプローチ」に基づいて行われたと語った。
同当局者は、11月の墜落事故の原因として飛行機の部品のハードウェア障害を挙げたが、問題の原因は発見できなかったと述べた。 同当局者はどの部品が故障したかは特定せず、軍事作戦での活動には本質的なリスクがあると述べた。
陸軍は飛行の安全を確保するため、検査や整備手順の変更を検討しているが、装備や部品の交換は検討していない。