東京 – 日本の大手製薬メーカーは3月26日、同社が先週リコールした健康補助食品に関連する可能性のある腎機能障害による死亡を調査していると発表した。
これは、製薬会社の小林製薬が、市販のサプリメントが原因で入院した患者26人を把握していると発表した翌日のことだった。
回収対象となる「紅麹コレステヘルプ」と同名のサプリメント2品の3製品には、米を酵母で発酵させて得られる「紅麹」と呼ばれる成分が含まれており、悪玉コレステロール値を低下させると考えられている。
小林製薬は声明で「死亡と当社製品との間に潜在的な因果関係がある症例を認識している」と述べた。
同氏は「現在、その関連性と何が起こったのかを調査中だ」と述べ、「深くおわびする」と述べた。
大阪に本拠を置く製薬メーカーは、顧客から腎臓の問題に関する苦情を受けて、3月22日に3つの製品を自主回収した。
同社は3月25日、健康問題とそのサプリメントとの関連性については結論に達していないと発表したが、分析の結果、紅麹に「含まれる予定のなかった成分」が含まれている可能性が明らかになったと述べた。
公共放送NHKによると、小林製薬は紅麹を世界中の約50社に供給していると主張している。
日本のメディアによると、小林幹部らは3月26日に被害者家族を訪問する予定。