日本とインドの外相は木曜日、アジア地域における中国の影響力の増大に直面して両国が関係強化を目指す中、安全保障と経済協力を強化することで合意した。
日本の上川陽子外務大臣は、インドのスブラマニヤム・ジャイシャンカール外相との会談後の共同記者会見で、両国が特に防衛装備品や技術移転分野で二国間安全保障協力を拡大していくことを再確認したと述べた。
同氏はまた、宇宙とサイバーセキュリティの新たな分野に協力を拡大する機会を模索することで合意したとも述べた。
米国とオーストラリアも含むクアッドグループのメンバーである日本とインドは、この地域における中国のますます強引な経済・軍事活動に対する共通の懸念の中で、二国間関係を急速に強化している。
「インドと日本は、価値観、歴史、利益を共有するインド太平洋の二大国として、地域の平和、安全、繁栄に永続的な関心を持ち、我が国のニーズに見合った責任ある役割を果たす用意ができている」時間。 ジャイシャンカール氏は、日本政府や経済界の関係者と会うため3日間東京を訪問していると述べた。
上川氏は、戦略的関係が急速に変化し、分断と紛争が深まる世界舞台での安全保障環境の悪化に言及し、日本は対話と協力を通じて共通の問題を解決するためにインドと協力する用意があると述べた。
「日本は、独自の民主主義と歴史を育み、グローバル・サウスを代表するインドとの関係を特に重視している」と上川氏は述べた。
同首相は「今日の安全保障環境がますます厳しさを増していることを踏まえ、防衛・安全保障協力の必要性を確認した」と述べた。
両大臣は、合同軍事演習の拡大を歓迎した。
ジャイシャンカール氏は、両国は経済安全保障とサプライチェーンの強靱性を強化するために協力すると述べ、半導体、グリーンテクノロジー、デジタル変革などの分野での協力について話し合った。
日本はインドのインフラ整備も支援しており、上川氏は東京の高速鉄道プロジェクトへの継続的な支援を再確認した。