日本政府の地震委員会は、東京の東にある千葉県で今回の揺れが弱まる可能性があると発表した。 しかし、依然として強い揺れが発生する可能性があるとして、同氏は注意を呼び掛けている。
地震調査委員会は月曜日に会合を開き、千葉県東海岸およびその近隣地域の地震活動の最新の評価を行った。
同委員会は、2月26日に地震活動が加速したとしている。 月曜午後の時点で、全国規模の0~7段階で震度1以上の地震が42件発生しており、その中には3月1日のマグニチュード5.3の地震もあった。
同委員会は、ここ数日は地震を感じていないものの、知覚できる地震の数は現在減少していると述べている。
また、この地域の海洋プレートと大陸プレートの境界におけるいわゆるスロースライド現象も緩和しているように見えることも示している。
しかし委員会は、地震活動は過去数カ月にわたって続いたと述べている。 震度5程度の強い地震が発生する可能性があるため、引き続き警戒する必要があるとしている。
委員長は東京大学名誉教授の平田直氏が務める。 同氏によると、大きな地震活動は減少傾向にあるようだが、過去には地震活動が減少した後に比較的強い揺れが発生しているという。
平田氏は「あと1カ月程度は警戒してほしい」と呼び掛けた。