不採算ローカル線に苦戦するJR東日本と西日本

JR東日本とJR西日本は、2023年度も旅客数の減少により不採算ローカル線の苦戦が続くとしている。

JR東日本は、1日平均乗車人員が1キロあたり2,000人未満の区間における前年度実績報告書を発表した。

これは、鉄道が人口減少などの要因により地方でのサービス維持に苦戦している中でのことだ。

JR東日本は、66路線190区間のうち36路線72区間の報告書を公表した。いずれも赤字で、総額は750億円以上、つまり約5億ドルとなった。

羽越線の村上駅と鶴岡駅の間は50億円近い赤字を記録した。赤字区間の中で最大である。

JR東日本は、コロナウイルスのパンデミック以来、多くの区間で数値が改善しているものの、赤字は依然として大きいと述べている。

JR西日本はまた、1日1キロ当たりの乗客数が2000人未満の区間の2023年度までの3年間の平均利益を発表した。

JR西日本によると、17路線中30区間すべてで総額233億円、つまり約1億5000万ドルの赤字を計上したという。

tim

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