国連機関によると、ガザ地区南部のラファでのイスラエルの軍事作戦により、数十万人が避難を余儀なくされている。 一方、水曜日にはヨルダン川西岸の都市ラマラのパレスチナ人が街頭に出てガザ地区の即時停戦を求めた。

国連パレスチナ難民機関UNRWAは水曜日、5月6日に始まったイスラエルによる作戦を受けて約60万人がラファから避難しなければならなかったと発表した。

イスラエルのメディアは木曜日、イスラエル国防軍が追加の旅団を一夜にしてラファに派遣したと報じた。 報告書によると、この措置はイスラエル政府が市内での攻撃拡大を承認すると予想される中で行われたという。

イスラエル軍もガザの南北で攻勢を続けている。

人権団体アムネスティ・インターナショナルと他のNGOは水曜日、ラファへの軍事侵攻が続けば「救助活動の完全な崩壊につながる」との声明を発表した。

声明はすべての国に「即時かつ永続的な停戦を確保するために今すぐ行動する」よう求めている。

また水曜日には、ヨルダン川西岸のラマラ市で数千人のパレスチナ人が、現在のイスラエルからの集団追放であるナクバの76周年を記念する抗議活動に参加した。

参加者はガザでの即時停戦と、自分たちの土地に戻る権利を求めた。

ある参加者は、ガザ地区の惨状のレベルを考慮すると、イスラエルがその地区を居住不可能な地域にしていることは「明らか」だと述べた。 新しい「ナクバ」だという。