ミャンマー国営メディアは、同国軍が新兵の募集を開始したと報じた。
軍は2月、4月中旬から18歳以上の国民の徴兵を開始すると発表した。
2021年のクーデター以来同国を統治してきた軍は、民主派勢力や民族武装組織による反乱を封じ込めようとして兵士不足に直面している。
国営テレビは金曜、首都ネピドーで自主的に兵役を志願した若者184人が登録するよう呼び掛けられたと報じた。
計画された徴兵がいつ始まるかについては公式発表はされていない。
水曜日の軍事パレードで報道官は、最初の新兵グループは志願兵から選ばれると述べた。
地元の独立メディアは、最大都市ヤンゴンなどで若者を強制的に徴兵するために自宅訪問を行った軍将校を批判した。
徴兵制の発表以来、ミャンマーの若者たちは隣国タイに亡命したり、民主化運動に参加したりしている。
アナリストらは、軍事政権は当初の計画よりも早く徴兵計画を実施すべきだったと指摘している。