日本は札幌でイタリアに42対14で敗れた後、元ワラビーズ監督エディー・ジョーンズの下で行われた3回のテストで未勝利のままだ。
オーストラリア生まれのジョーンズ氏は、2012年から2015年まで日本代表チームのコーチを務め、昨年10月にワラビーズのヘッドコーチを退任した後、物議をかもした状況の中、今年初めにその職に復帰した。
そして第二次ジョーンズ時代、日本はもう一人のかつての弟子、イングランド、ジョージア、そして現在はイタリアに敗れ、ブレイブ・ブロッサムズは世界ランキングを2つ下げて14位となった。
イタリアは先週末ヌクアロファでトンガに36-24で勝利し、優勝候補として試合に臨んだ。 太平洋での初勝利は、前週末にアピアでサモアに33-25で敗れた後だった。
先週末、日本がジョージアに25-23で敗れたことは意外に思われたが、土曜日のオーストラリア戦でのジョージアの精力的なパフォーマンスによって、その意味が理解された。
イタリアはオーストラリア生まれのセンター、ディラン・ライリーが2トライを決め、松田力也が決めて試合を通してリードを保った。
リヨンのスクラムハーフ、マルティン・ペイジ=レロが3分後にペナルティでアズーリの先制点を決め、8分にはディフェンダーのアンジュ・カプオッツォが最初のトライを決め、それをペイジ=レロが決めて10-0とリードした。
13分にペイジ・レロがクロスを決め、これをパオロ・ガルビシが決めて1分あたり1得点以上を記録して17-0とした。
ロックアンドレア・ザンボニンが35分に得点し、ガルビシのレイズで24-0となったが、ライリーの最初のトライでハーフタイム時点でリードを24-7に縮めた。
日本は後半開始わずか2分でライリーが2本目のトライを決め、24-14とリードを縮めて試合を振り出しに戻した。
ペイジ・リロ選手が2本のペナルティーゴールで日本のリードを30-14と広げ、72分に途中出場のアレッサンドロ・ガルビシ選手のトライでイタリアは逆転の手が届かなかった。
イタリアは81分の南アフリカ出身ウインガー、ロス・ヴィンセントのトライで締めくくり、日本との10試合目で8勝目を決めた。