日本の製薬会社が「紅麹」を配合した健康補助食品に対する懸念は海外にも広がっている。
大阪に拠点を置く小林製薬の製品に関連して日本で5人の死亡が報告されている。 患者らは腎臓の問題やその他の健康上の問題を発症したと伝えられている。
中国では小林製薬のサプリメントなどが広く知られている。 中国国営メディアはこのニュースを大々的に報道し、この話題はソーシャルメディアでも注目を集めた。 同社は、中国でオンライン販売されている製品の販売を停止したと発表した。 また、これらのサプリメントの摂取を中止するよう顧客に呼び掛け、自主的に回収すると付け加えた。
台湾では、南部の高雄市に住む70歳前後の女性が、3、4年前から「紅麹」を含むサプリメントを摂取し始め、昨年3月に急性腎不全と診断されたと地元メディアが報じた。 。
報道によると、女性は小林製薬の成分を配合した台湾企業のサプリメントを摂取していた。
地元保健当局は、サプリメントが健康上の問題を引き起こしたかどうかは不明だと述べた。 彼らは、その成分が台湾に輸入されたことを示す文書を発見したと付け加えた。 30社以上の地元企業がこの成分を含む製品をリコールしている。
香港に関しては、小林製薬は紅麹を含む製品が販売されていないと述べた。 日本で購入した製品をリコールするとも付け加えた。
ベトナムでは保健省が政府の公式ウェブサイトでサプリメントを摂取しないよう国民に警告している。 同氏はまた、こうした製品を見つけた場合には当局に通報するよう呼びかけている。 同省当局者らは、このサプリメントは国内では正式に販売されていないと述べた。
韓国食品医薬品安全省は、日本の大阪市が回収を命じた小林製薬3製品は国内に輸入されていなかったと発表した。 同氏は健康上の問題に関する報告は受けていないと述べた。 同省はオンライン販売業者に対し、そのような商品に対して警告し、販売を控えるよう呼び掛けた。