日本では日常生活のどのような側面が不可欠だと考えられていますか? では、「不用不急」とは一体何を意味するのでしょうか?
私たちは新型コロナウイルス感染症のパンデミック中にその違いを学んだはずだった。
しかし、私たちはもう忘れてしまったのでしょうか?
コラムニストの小田島隆氏(1956年~2022年)は、著書『彩館の歌』の中で、「おそらくこれが私が最もよく要約できる方法だろう」と書いている。彼はその中で、ソーシャルメディアの投稿をくまなく調べて、2011年から10年間の時代精神を収集している。東日本大震災からパンデミックが始まった2020年まで。
小田島氏は、芙蓉不急の例として、天皇誕生日の祝典、コンサートや演劇などのイベント、プロスポーツの試合を挙げている。
企業はロックダウンの要求に応じてフルタイム従業員に在宅勤務を奨励し、学校は授業を中止して遠隔学習に切り替えた。
日常生活に必要不可欠なものについて、小田島氏は痛烈な皮肉を込めて次のように述べている。 関連する競技スポーツイベント。
裏金事件に関与した自民党議員の名簿を眺めていると、また怒りが込み上げてくる。
私たち一般人が歯を食いしばり、やりたいことを諦めている一方で、政治家たちは自由な政治活動を決して妨げてはならないという名目で、いつものように募金活動を組織し、密かに裏金を貯めていた。
何という裏切り行為だろう。 なんと卑劣なことだろう。
国会の政治倫理審議会に対するPLDの消極的な態度には、私は言葉を失いました。
ただし、議会は儀式的な「禊(みそぎ)」の場ではないことをしっかりと党に伝えなければなりません。
実際、審議会が行うのは、裏金で利益を得た自民党議員に自分たちの側の発言をする機会を与えることだけだ。
いずれにしても、真実と説明責任の追求は続けなければなりません。
そして、私はイライラしてうんざりしていますが、それでも怒りを沸騰させ続けるつもりです。
小田島さんはかつてこう書いた。「私たち日本人は飽きやすいから、桜は一週間で散ってしまう。 »
–朝日新聞、2月28日
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