(警告: 韓国当局者の発言をパラグラフ 8 ~ 11 に追加)
ソン・サンホ著
ワシントン、10月25日(聯合)-韓国、米国、日本の国家安全保障担当補佐官は金曜日、おそらく対ウクライナ戦争での使用を目的とした北朝鮮軍のロシア派兵について「重大な懸念」を表明し、次のように求めた。両国はそのような軍事協力をやめるべきだとホワイトハウス当局者は述べた。
ジョン・カービー国家安全保障広報担当補佐官は、韓国のシン・ウォンシク国家安全保障担当補佐官と日米のジェイク・サリバン氏、秋葉健夫氏がそれぞれワシントンで三者会合を開催し、この問題や他の共通の関心事項について話し合ったと述べた。
この会談は、北朝鮮が今月初めに数千人の軍隊を船でロシア東部に派遣したことを韓国と米国が確認した中で行われた。これは、長期化するウクライナ戦争の中で両国が深めてきた軍事協力の集大成である。
「特に国家安全保障担当補佐官らは、ウクライナに対する戦場での使用を目的とした朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のロシアへの派兵について深刻な懸念を表明している」と同氏はバーチャル記者会見で述べた。北朝鮮を正式名称で呼んでいる。
同氏はさらに、「今回の配備は、国連安全保障理事会決議への直接の違反となる武器や弾道ミサイルの移転を含む、北朝鮮とロシアの軍事協力の深化を示す一連の憂慮すべき指標の最新のものである」と付け加えた。
カービー氏によると、シン氏、サリバン氏、アキバ氏はロシアと北朝鮮に対し、「ロシアの残忍で不法な戦争による安全保障への影響を欧州を超えてインド太平洋に拡大するだけの役割を果たす」こうした行動を中止するよう求めた。
ホワイトハウス当局者は「3人の国家安全保障担当補佐官は、地域および世界共通の課題に対処し、インド太平洋地域およびそれを超えた地域の安全と繁栄を促進するという決意を再確認した」と述べた。
申氏は、三者会談の前夜にサリバン氏と二国間会談を行い、北朝鮮軍派遣を受けて北朝鮮とロシアの軍事協力が進む中で起こり得る「シナリオ」にどのように対応するかを話し合った、と記者団に語った。
シン氏は、ロシアへの北朝鮮軍派兵の評価について、ソウル、ワシントン、日本の間に意見の相違はなく、三者は北朝鮮と日本の軍事的連携を「厳しく」扱うために国際社会と協力することで合意したと強調した。モスクワ。
シン氏は「韓国、米国、日本は北朝鮮軍の派兵が国連安全保障理事会決議への重大な違反であり、朝鮮半島のみならず国際社会の安全を損なう深刻な危害を与える行為であることに同意する」と述べた。と三者会談について言及した。
さらに「3カ国は国際社会と連携して北朝鮮とロシアの緊密な軍事関係に厳しく対処し、情勢の進展に基づいて必要な措置を講じるため緊密に連携することで合意した」と述べた。
金曜日夕方(韓国時間)、北朝鮮の金鍾圭外務次官は国営メディアを通じて、事実であれば北朝鮮軍の派遣は国際法に従うだろうと述べ、この発言は明らかに北朝鮮軍の派遣を認めたとみなされる。
ソウルの情報機関は、北朝鮮が今年末までにロシアに約1万人の軍隊を派遣する予定であり、すでに約3,000人が派遣されていると認めた。ホワイトハウスはまた、今月初めに少なくとも3,000人の北朝鮮軍がロシア東部に移送されたと発表した。
金曜の会談中、3人の安全保障担当補佐官はまた、3カ国協力への各国のコミットメントを再確認した。
カービー氏は「(両国は)今後何年にもわたってインド太平洋地域やその先の平和と安定の力となる、新時代の三国間パートナーシップを構築する取り組みを制度化することを決定した」と述べた。
両国は「できるだけ早く」三か国首脳会談の開催に向けて取り組むことを約束したと同氏は述べた。
さらに当局者らは、インド太平洋海域における武力や強制を通じた一方的な現状変更の試みに「断固として」反対し、国連海洋法条約に反映されている世界の海洋秩序へのコミットメントを強調した。
金曜日の会談は、尹錫悦大統領、ジョー・バイデン米国大統領、日本の岸田文雄首相が昨年8月にキャンプデービッドで歴史的な三者首脳会談を行って以来、三国の国家安全保障担当補佐官が会談するのは2回目となる。バイデン政権にとって今回は5回目の会合でもある。
sshluck@yna.co.kr
(終わり)