二人の日本人新人宇宙飛行士は、激しい宇宙開発の時代にできる限り貢献したいと述べた。
諏訪真琴さんと米田歩さんは水曜日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が彼らを宇宙飛行士として正式に認定した後、記者団に語った。
諏訪さんは、宇宙開発の過渡期に刻々と変化する環境に適応し、科学の成果を地球に持ち帰ることができる宇宙飛行士になりたいと語った。
米田さんは「宇宙開発が急速に進む時代に自分がどのように貢献できるかを考えながら、宇宙の魅力や目標に向かって努力する楽しさを子どもたちに伝えたい」と語った。
諏訪さんと米田さんは昨年、JAXAの14年ぶりの宇宙飛行士候補者選抜で選ばれた。以来、無重力に近い環境を体験したり、小型飛行機を操縦したりする基礎訓練を続けてきた。
彼らは国際的な月探査プロジェクトに参加し、日本人として初めて月面に降り立つかもしれない。
諏訪氏は、月到達を目指すことは科学的に非常に重要であり、月に行くという考え自体が刺激的だと語った。また、月探査は今後10年、20年に渡る大きなプロジェクトなので、自分に何ができるかを考えながら学んでいきたいとも語った。
JAXAによると、新人宇宙飛行士は11月から約半年間、米国で訓練に参加する予定。今後も宇宙飛行士としての技術や体力の維持向上に向けた訓練を継続するとしている。