ウクライナ紛争に北朝鮮軍が派兵される可能性があるとの憶測が飛び交う中、ロシア大統領府の報道官は、同国の北朝鮮への協力は第三国に向けられたものではないと述べた。
ドミトリー・ペスコフ氏は月曜日に発言した。同氏はまた、二国間協力はいかなる懸念も引き起こすべきではなく、両国は引き続き協力を発展させていくと述べた。
先週金曜日、韓国国家情報院は、今月約1,500人の北朝鮮特殊部隊がロシア極東に派遣されたと発表した。同氏は、兵士たちがウクライナの戦線に派遣されると信じていると述べた。しかし、ロイド・オースティン米国防長官は、北朝鮮がロシアに軍隊を派兵したという報道は確認できないと述べた。
ペスコフ氏はロシアに北朝鮮兵士が駐留しているとされる件については詳細なコメントをしなかった。報道官は、多くの矛盾した情報を確認したと述べたばかりで、韓国側はただ一つのことを言っているが、国防総省はその情報を確認していないとしている。
韓国のキム・ホンギュン第1外務次官は月曜日、ゲオルギー・ジノビエフ駐ソウルロシア大使を呼び、北朝鮮軍をウクライナに派遣しないよう求めた。
韓国も米国と同様、ロシアと北朝鮮の行動を警戒し続けている。