石破茂首相は、中東の紛争が本格的な戦争にエスカレートするのを防ぐために国際社会が取り組む必要性を強調した。

石破氏は、中東危機について話し合うために水曜日に開催された主要７カ国（Ｇ７）首脳による電話会議で発言した。彼は前日に就任した。

石破氏は、日本が位置するインド太平洋地域の安全保障は中東や欧州の安全保障と密接に関係していると述べた。同氏は、G7諸国間の緊密な協力がさらに不可欠になると強調した。

同氏はイランによるイスラエルへのミサイル攻撃を含む中東情勢に深い懸念を表明し、このような事態のエスカレーションは容認できないと非難した。

同氏は、G7を含む国際社会は全ての関係国に対し最大限の自制を行使し、緊張緩和に向けた努力を継続するよう呼び掛けるべきだと強調した。

同氏は、日本は外交努力をし、イランへの働きかけを続けると付け加えた。

その後、石破氏は記者団に語った。同氏は、他のG7首脳らも同氏を会合に迎えられてうれしいと言ったと述べた。

同氏は、日本の国益を念頭に置きながら、G7の枠組みを活用して日本の意見を表明し続けると述べた。