日本政府は、南太平洋の島々が災害に対処できるよう気象データを提供する準備を進めている。
このプロジェクトは、7月16~18日に東京で開催予定の第10回太平洋・島サミットで発表される。
1997年以来、日本は3年ごとに南太平洋の首脳をサミットに招待している。 今年の会合には18人の首脳が出席する予定で、岸田文雄首相が共同議長を務める。
岸田氏は、気象庁が保有するデータを東京都が提供すると発表する予定だ。 これらの情報は、サイクロンや津波などの災害時の避難対策などに活用されます。
日本版全地球測位システム「みちびき衛星」を利用してリアルタイムに提供する。
データはまず実験的にフィジーに送信される。
中国は近年、インフラ整備プロジェクトを通じて南太平洋に対する影響力を強めている。
日本は数年間にわたる政府開発援助に加え、地域諸国の災害対策を支援することで関係を強化する予定だ。
首相は福島第一原発の処理水放出についても説明し、安全性への理解を求めるとみられる。
福島第一原発は、2011年の地震と津波で三重メルトダウンに見舞われた。
溶けた燃料を冷却するために使用される水には、雨や地下水が混ぜられています。 たまった水は処理されてほとんどの放射性物質が除去されているが、依然としてトリチウムが含まれている。
処理水を海洋に放出する前に、発電所の運営者は処理水を希釈してトリチウムレベルを世界保健機関が飲料水として推奨するレベルの約7分の1に下げる。