農林中金は外国国債投資の悪化で今期、巨額の損失を計上する見通しだ。
同銀行は今週、3月までの1年間の純損失が1兆5000億円(約95億ドル)になるとの見通しを発表した。
この赤字は同行が先月、約1兆2000億円(75億ドル)の資本調達を計画していると発表した際の予想の3倍となっている。
農林中金は保有する外債約10兆円を売却する計画を発表した。
日本の金利が低いため、同行は主に米国国債に投資していた。 しかし、連邦準備制度が米国の金利を引き上げた後、これらの保有資産の価値は下落した。
農林中金は全国の農林漁業協同組合にサービスを提供しています。 投資資金50兆円を誇る大手機関投資家だ。
坂本哲志農林水産相は木曜日、「当行は規制基準を上回る十分な資本を有しており、財務の健全性は確保されている。 銀行は発表した以上の資金調達を計画していないことを理解しています。 農家への影響はないと思います。
同大臣は、引き続き同行の経営を注意深く監視していくつもりだと述べた。