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インターネットやソーシャルメディアの普及、ペーパーレス化の波により、郵便事業の取扱量は大幅に減少しました。 2022年度(2022年4月1日~2023年3月31日)、日本郵便は211億円の損失を被る。 総務省は2024年秋から郵便料金を「手紙110円」に値上げすることを検討している。 「元」ポストカードは85円。
日本郵便が発表したデータによると、2022年の全国郵便事業量は前年比2.8%減の144億4,510万通となった。 郵便小包、郵便小包、その他の荷物を含めた総取扱量は、前年同期比3.4%減の185億3,832万個(個)となった。 2023年も減少傾向にある。 12月までの9ヶ月間(4月~12月)の手紙実取扱高は前年同期比4.9%減、総取扱高は同5.5%減となった。
国内郵便物の量は 2001 年の 262 億通にピークを迎え、その後減少しました。 2022年にはピーク時に比べて45%も減少するだろう。
日本郵便が発表した2022年度の郵便事業収入と支出は、営業利益が1兆2556億円、営業費用が1兆2767億円で、合計損失は211億円となっている。 国際郵便事業は35億円の黒字だったが、国内郵便事業は246億円の赤字となった。
郵便物の減少に伴い、切手や切手を販売するコンビニやスーパーの数も減少しました。 2011年には全国に14万店以上の店舗があったが、2021年末にはわずか10万店にまで減少した。 メールボックスの数は過去 10 年間で 8,000 個以上減少しましたが、2021 年末時点では 176,000 個以上ありました。 日本郵便が2023年6月に実施した調査では、1か月に配達する手紙の数が30通未満の郵便ポストが最大4万3000個(全体の25%)あることが判明しており、この数がさらに減るかどうかはまだ検討中だという。
総務省は2023年12月、定型封筒(25グラム未満)の手紙の郵便料金を現行の84円から110円に、はがきの郵便料金を現行の63円から110円に値上げする郵便料金調整指針を示した。 85円。 2024年秋からの実施を予定している。 同時に消費税率が引き上げられたことを除けば、日本では1994年以来、郵便料金の調整は一度も行われていない。 今回の価格調整が実施されれば、30年ぶりの価格調整となる。
カバー写真:PIXTA
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