日本の厚生省は、大阪に拠点を置く製薬会社小林製薬の工場での製造中に、「紅麹」成分を含むサプリメントに青カビが混入した可能性があると発表した。

サプリメントは腎臓の問題に関する多数の報告に関連しているとされています。

同省と国立医薬品食品衛生研究所は火曜日、昨年6月から8月に生産された紅麹原料のサンプル分析の中間結果を公表した。

大阪府と和歌山県にある同社関連工場のサンプルから青カビの存在を確認したという。

培養後、このカビが健康被害を引き起こす製品から検出されていたプベルル酸を生成することが判明した。

また、健康問題に関連する成分である紅麹のサンプルから以前に発見された2つの化合物は、青カビと紅麹が生成する物質「モナコリンK」の混合物によって生成された可能性が高いとも述べた。

同省や国立研究所の関係者は、工場内に存在する青カビが製品に混入し、プベルル酸などの化合物が生成された可能性があると説明した。

彼らはまた、マウスを使った試験でプベルル酸が腎臓に有害であることが確認されたと述べた。