日本の兄弟がオリンピック柔道金メダルを目指す
東京、2024年5月14日(BSS/AFP)-志を同じくする日本のオリンピック柔道チャンピオンの一二三選手と阿部詩選手は火曜日、今年のパリ大会でタイトル防衛を目指してお互いを励まし合っていると語った。
パンデミックの影響で延期された2021年東京オリンピックでは、兄妹とも1時間以内に個人金メダルを獲得しており、パリでも再び注目される存在となりそうだ。
両者とも4度の世界チャンピオンであり、阿部一二三は東京で記者団に対し、この夏は妹に負けたくない、と語った。
「私たちは二人とも一生懸命働いていて、同じ目標を持っていることを知っています。その事実だけでも私は救われます」と26歳の彼は語った。
「彼女が頑張って自分を追い込んでいる姿を見ると、私も頑張らなければいけないと力をもらえるんです。」
一二三はジョージアのワザ・マルグヴェラシビリを破って東京オリンピック男子66kg未満のタイトルを獲得し、その直後、ウタが女子52kg未満でフランスのアマンディーヌ・ブシャールを破って金メダルを獲得した。
兄弟は同じ日にパリで再び試合を行う予定で、ウタはお互いの試合を見守るつもりだと語った。
「私たち二人がトーナメントを勝ち抜けば、お互いをサポートすることになる」と23歳の彼は語った。
「最も重要なことは、決勝に進出して勝つために勝ち続けることだ。」
兄弟はオリンピックでの成功に続き、2022年と2023年の両方でそれぞれの階級で世界タイトルを獲得した。
一二三は、初めてアウェーのオリンピックに出場することがおそらく最大の挑戦だと語った。
「時差があるので、良い状態になるようにしっかりと準備をしなければなりません」と彼は語った。
「普段通りに柔道の準備をしていれば、負けるはずはない」。