米国、英国、オーストラリアの国防長官は、3カ国の安全保障枠組み「AUKUS」の下で先端技術プロジェクトで日本と協力する計画だと述べた。
ロイド・オースティン米国防長官、グラント・シャップス英国国防長官、リチャード・マールズオーストラリア国防相は月曜日、共同声明を発表した。
声明は、AUKUSが「日本の強みと3カ国との緊密な二国間防衛パートナーシップ」を認識していると述べた。 同氏は、安全保障枠組みのいわゆる「第二の柱」プロジェクトの一環として、高度な能力プロジェクトで日本と協力する計画があることを示唆した。
AUKUSは2つの柱で構成されており、1つ目はオーストラリアへの原子力潜水艦の配備である。
2番目の柱は、人工知能や極超音速ミサイルなどの先端技術における協力を求めている。
ジョー・バイデン米大統領の政権は、同盟国や志を同じくする国々が第2の柱に加わることに意欲を示している。
米政府高官は、水曜日にワシントンで行われる二国間首脳会談でバイデン氏が日本の岸田文雄首相と会談する際、この問題について話し合う予定だと述べた。