日本の外務大臣はパレスチナ首相に対し、日本がパレスチナ難民のための国連機関への資金拠出を再開すると伝えた。
上川陽子は火曜日、パレスチナのムハンマド・ムスタファ首相と電話で会談した。 首相は日曜日に発足した新内閣を率いる。
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)職員の一部が昨年10月のイスラエルに対するハマスの攻撃に関与した疑いがあるとの疑惑を受け、日本政府は1月、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金提供を停止した。
しかし上川氏は火曜日、政府のガバナンスが改善されたとして、東京政府は停止を解除すると発表した。
協議の中で上川氏は、近隣諸国・地域のパレスチナ人に医療サービスを提供する日本の意向を説明した。
同氏は、同国は健康状態が悪化しているガザ地区の女性と幼児にも救済を提供する計画であると述べた。
ムスタファ氏は、資金提供を再開するという日本の決定に感謝の意を表明した。 同氏は、ガザの人道状況は深刻だと強調した。
上川氏とムスタファ氏はイスラエルとハマスの紛争の沈静化に向けて協力することで合意した。 上川氏は、イスラエルと将来のパレスチナ国家が共存する「二国家解決」の実現に日本は引き続き貢献すると語った。