電気自動車市場の競争が激化する中、国際自動車ショーが水曜日にタイで開幕する予定だ。
バンコク国際モーターショーは首都近郊で開催され、各国から49の自動車ブランドが参加する。
主催者はイベント開始前にメディアが会場を下見することを許可した。
自動車メーカーはタイ市場に一連のEVモデルを投入している。
中国の自動車メーカー長安汽車は、女性と若い顧客をターゲットに、約1万3200ドルという比較的低価格の新型小型電気自動車を発表した。
ベトナムの電気自動車メーカーVinFastは今年市場参入を発表した。
韓国の自動車メーカー、ヒュンダイモーターもモーターショーでEVモデルを展示している。
トヨタ自動車のタイ法人によると、日本の自動車メーカーは長らくタイで約90%の市場シェアを維持してきたが、昨年その数字は80%を下回った。
このうちいすゞ自動車は、タイで人気のEVピックアップトラックの試作車を公開した。 同社はこのモデルを2025年から国内で生産開始する計画だ。
トヨタ自動車や三菱自動車工業はハイブリッド車の環境性能を重視し、競合他社に追いつこうとしている。