アンドレス・イニエスタは、収入の一部を申告しなかったため日本で追加納税を支払ったと述べたが、スペインでも所得を申告したと主張した。
公共放送NHKなどによると、日本のヴィッセル神戸で2023年まで5年間プレーしたスペイン人世界チャンピオンのイニエスタ選手の2018年の収入が約8億6,000万円(570万ドル)だったことが判明した。
国税庁の情報として報道によると、外国人選手の契約期間が1年未満で家族の同伴がない場合、日本当局は外国人選手を非居住者に分類し、居住者より支払う税金が少なくなるという。
大阪国税局はイニエスタ選手が家族と同居し、複数年契約を結んでいたため、2018年に居住者に該当すると判断した。
その後、約5億8000万円の追徴税を請求された。
イニエスタはマネジメント会社が発表した声明で「2018会計年度中、私は世界中からの収入をスペインの税務当局に報告した」と述べた。
AFPが日曜日に入手した声明の中で同氏は、「日本の税務当局は税法に基づく私の居住ステータスに焦点を当てた調査を開始し、私が2018年の一部の間(日本の)居住者であったと結論付けた」と述べた。
声明によると、イニエスタは追加で必要な税金を支払ったという。
同氏は「そのため、期間中の所得は二重課税の対象となる」と述べ、両国の二重課税協定に基づき払いすぎた税金の還付を求めたと付け加えた。
大阪国税局はAFPの取材に対しコメントを拒否した。
共同通信社は先週、韓国のゴールキーパー、キム・ジンヒョンとブラジル人ストライカーのパトリックも日本での収入を適切に申告していないと報じた。
共同通信によると、セレッソ大阪のキーパー、キム氏には2億2000万円、以前はガンバ大阪に所属し、現在は名古屋グランパスに所属するパトリック氏には2億1000万円の追徴税の支払いを命じられたという。
セレッソ大阪はプライバシーへの懸念を理由にコメントを控えたが、ガンバ大阪は「税務当局とJリーグの指導の下、適切に対処する」と述べた。
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