正月に中部の能登半島を襲った大地震から8週間が経った今も、1万人以上が避難所で暮らしている。
石川県内で確認された地震による住宅被害は木曜日現在で7万5661戸となっている。
被災した県内ではがれきの撤去や水道の復旧、仮設住宅の建設などの取り組みが進められている。 しかし、能登地方を中心に約2万1880戸の住宅や事業所で依然として断水が続いている。
避難者への支援をどう継続していくかが大きな課題だ。
日曜日、大学生のボランティアグループが珠洲町の避難所を訪問した。 避難者のために足湯を設置し、避難者とともに過ごした。
ある避難者は、学生たちの訪問がうれしくて元気になったと語った。
しかし、一部の避難所では支援が少ない。 輪島町の避難所では毎日140人の避難者に昼食と夕食を用意している。
この避難所は、石川県やその他の地域の飲食店や団体からの支援に頼っている。 住民の一人は、温かい食事が気持ちよかった、と感謝の気持ちを表した。 しかし、来月からシェルターに届く援助の申し出は減少した。
被災者自身がさらに大きな負担を背負わなければならない。
輪島町は、活動を監督する職員の数が減ることが予想されるため、金曜日から人道物資を指定された避難所にのみ配送することになる。