毎日新聞の全国世論調査によると、国民の約57%が健康保険証の廃止に反対し、マイナンバーカードとの一体化に賛成している。 。
マイナンバー制度について尋ねたところ、6月17~18日の調査では回答者の64%が「不快に感じる」と回答し、「不快に感じない」の22%を大きく上回った。 14%は「未定」と回答した。
政府はマイナンバー制度の活用を積極的に推進しており、制度の対象範囲を拡大し、来秋には現在の健康保険証を原則廃止してマイナンバーカードに一本化する改正法が6月2日に成立した。
健康保険証事業に反対したのは57%、賛成は31%だった。 12%は「わからない」と答えた。
国の給付金を受け取るための銀行口座が約13万件も家族間で共有されたり、マイナンバーカードに誤って健康保険情報が保存されたりするなど、制度上の問題が相次いでいる。 さらに、会社の健康保険基金から国民健康保険に送信された情報がカードに正しく反映されず、無保険状態になっていたようだ。
調査は、携帯電話のテキストメッセージと固定電話の自動音声アンケートを組み合わせて実施した。 有効回答は携帯電話から515件、固定電話から514件だった。
【野原大介】