アースデイから始まった地震で、甚大な被害を受けた地域の避難所に、水洗トイレを積んだ「トイレトレーラー」が全国の自治体から届けられた。
断水と停電が続く能登、七尾、輪島各町の石川県避難所にトイレトレーラー8台が届けられた。
トイレトレーラーの普及を全国に広める取り組みを進める一般社団法人「たすけあいジャパン」によると、トレーラーにはトイレが3~4個装備されており、1台あたり約1500回の使用が可能だという。
トイレの電力も太陽光発電で賄えるそうです。
金曜日、能登市の市役所に群馬県所属のトレーラーが到着した。
利用した60代女性は「トイレが流せるか流せないかで感触が全然違う」と話した。
便器の上にゴミ袋を置いて使っていた50代男性は、新しいトイレでは手も洗えるので便利だと話した。
市危機管理室長の道下正敏氏は、不衛生なトイレを恐れて人々が水を飲んでおらず、脱水症状などの健康上の問題を引き起こす可能性があることを懸念している。 断水が続いていたため、このサービスは非常に助かったと述べた。