新型コロナウイルス感染症による格下げを受け、日本では年末年始に大渋滞が見られる

金曜日、政府が新型コロナウイルス感染症の法的地位を季節性インフルエンザと同レベルに引き下げて以来、初めての正月休みに故郷へ向かう旅行者が日本の空港や主要駅に殺到した。

混雑を緩和するため、JR東海とJR西日本は年末年始に限り、新幹線の座席の多くを初めて予約した。

2023年12月29日、東京駅で新幹線に乗車する準備をする旅行者たち(共同通信)

東京のにぎやかな駅ではアナウンスが旅行者に最速の新幹線「のぞみ」の座席を予約する必要があると警告していた。

家族とともに故郷の福岡県南部の北九州市へ向かう途中、日野智子さん(42)は「満席のときに並ぶ必要がないので便利だ」と語った。

全日本空輸株式会社は金曜日、東京の羽田空港発の国内線便の99%が予約され、合計約55,000人の乗客がいると発表したが、日本航空株式会社も同社の便もほぼ満席だったと発表した。

「年末と正月はリラックスして、愛する人たちと過ごしたいです」と、西日本の岡山県を旅行中の東京在住の大月美智子さん(37)は語った。

日本の鉄道大手6社は12月12日、12月28日から1月4日までの新幹線などの座席予約数が前年同期比44%増の350万件に達したと発表した。

鉄道会社とJAL、AN​​Aは来週水曜日に旅行者の戻りがピークに達すると予想している。

3年間にわたるコロナウイルスとの闘いを経て、政府が5月に新型コロナウイルス感染症の法的地位を引き下げ、健康上の制限を大幅に緩和して以来、日本では国内外の旅行者数が急増している。

マスクに関する規則は3月に撤廃され、公共の場でマスクを着用するかどうかを個人が決定できるようになった。

旅行者でにぎわう羽田空港の国内線出発ホール=2023年12月29日(共同通信)

tim

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