ソウル –
韓国最高裁判所は木曜日、日本企業の日立造船と三菱重工業に対し、戦時中の労働を理由に韓国人に損害賠償を支払うよう命じた下級裁判所の判決を支持した。
最高裁判所は先週、三菱重工と日本製鉄に対し、日本の朝鮮半島植民地支配下での強制労働被害者への賠償を命じた。
木曜日に言い渡された3つの判決のうち、日立造船に対する判決は、戦時中のエンジニアリング会社に対する最高裁判所による初めての判決である。
この判決は、韓国政府が3月に戦時中の労働問題を解決するための計画を発表して以来、韓日関係が改善する中で出された。
木曜日の判決は、日立造船に元従業員への損害賠償を命じた2019年1月のソウル高等裁判所の判決と、2019年6月の同裁判所と2018年12月の三菱重工への賠償を命じた光州高等裁判所の判決を支持した。
2018年後半、最高裁判所が、1910年から1945年までの日本の植民地支配下での強制労働に対する損害賠償を命じた新日本製鉄(当時は新日鉄住金)と三菱重工に対する個別の判決を支持し、二国間関係は悪化した。