東京(共同通信)-小林製薬の紅麹サプリメント摂取後の健康被害報告は、主に昨年9月以降に製造された製品に関係しており、2人の死亡に関与していると厚生省が水曜日に発表した。
この調査結果は、コレステロールを下げると宣伝された同社のサプリメントをめぐるスキャンダルが拡大する中で、関係省庁の会合で報告された。
大阪に本拠を置く製薬会社に聞き取り調査を行った厚生労働省によると、この製品は腎臓病による2人の死亡と100人以上の入院に関与しているとのこと。
厚生労働省は、農林水産省と消費庁も出席した会議で、小林製薬の紅麹米を使用した製品を販売している企業は170社以上あると発表した。
このスキャンダルは金曜日、小林製薬が自社製品に関連した健康被害の報告を受け、サプリメント「紅麹コレステヘルプ」約30万袋を含む5品を自主回収したと発表したことで勃発した。
この問題が公になって以来、この製品を摂取したことで2名が死亡、106名が入院している。 同社には 3,600 件を超えるリクエストが寄せられました。
保健省は、両方の死亡は腎臓の問題が原因とみられると述べたが、まだ詳細な情報は得られていない。
小林製薬は、問題の紅麹は大阪の工場で製造されたと発表した。 保健省は、これらの製品には有毒物質が含まれている疑いがあると述べた。
同社は、特定の原因は特定できていないが、意図しない紅麹抽出物が原因である可能性があると述べた。 大阪市は同社に対し、原因究明や製造方法の究明状況を速やかに報告するよう命じた。
また、サプリメントの安全性への懸念から、体脂肪の減少や目の機能の改善など、体に機能的な利点があると主張している現在食品に分類されている6,000以上の製品の緊急審査が行われている。
2015年に導入されたこの分類では、企業は消費者庁に提出した科学的根拠に基づいて自社製品を表示することができるが、安全性や有効性に関する政府の審査の対象にはなっていない。
同庁によると、小林製薬の事件は、制度開始以来、健康不良の報告を受けた初のリコールとなる。
小林製薬の小林明宏会長は、この不祥事に関して金曜日に大阪で記者会見する予定だ。
これらの製品に対する公衆衛生上の懸念は海外にも広がっています。 台湾では、120以上の製品が同島の食品医薬品局に報告され、約30社によって予防措置として棚から撤去された。
今週初め、台湾の当局は小林製薬から紅麹米を輸入していた台湾企業2社を特定し、その原料で作った製品を回収するよう求めた。