厚生省によると、日本では出生数が減少し続けており、2024年第1四半期の出生数は17万804人(外国人の親から生まれた赤ちゃんを含む)となり、昨年より1万1673人減少した。
前年同期比では6.4%減と高水準で推移しており、子どもの数の減少に歯止めがかからない状況が続いている。
保健省は最近発表した暫定人口統計で出生数を明らかにした。
外国人の親から生まれた赤ちゃんを含む出生数は昨年、前年比5.14%減の75万8631人で過去最高を記録した。
婚姻件数の減少が原因の1つと考えられているが、2024年最初の3カ月間で婚姻件数は1.3%増の13万6653件となった。
出生数は2022年に初めて80万人を下回った。政府は、2030年代に至るまでの期間が国の出生率低下を逆転させる最後のチャンスであると強調している。
年間総額3兆6000億円(230億ドル)規模の少子化対策として国会に提出されている関連法案には、児童手当の大幅増額が盛り込まれている。