石破茂氏が日本の主要与党である自由民主党の党首に選出された。 PLDの元事務総長が次期首相になることが事実上確実となった。
石破氏は「私は国民を信じ、勇気と誠意を持って真実を語ってまいります。日本を再び安全・安心な国、誰もが笑顔で暮らせる国となるよう全力を尽くしてまいります」と述べた。
67歳の石破氏は1986年に29歳で衆院議員に初当選し、当時最年少の国会議員となった。
石破氏は決選投票で高市早苗経済安全保障相を破り、215票、高市氏の194票を獲得した。
これは彼が党首に就任する5回目で最後の試みだった。
石破氏は2002年に防衛庁長官として初入閣した。その後、防衛大臣、農林水産大臣を歴任。自民党内でも幹部職を歴任した。
彼は国家安全保障政策に精通していることで知られている。
石破氏は戦闘機や軍艦のプラモデル作りが趣味で「防衛オタク」としても知られる。東京と故郷の鳥取間の移動に電車を利用するため、自身を「鉄道オタク」と称する。