新春場所初日の1月14日(日)、優勝した照ノ富士が宇良を破り、久しぶりに白星を飾った。
3場所ぶりの出場となるモンゴルの照ノ富士は、すぐに腕で宇良をピン留めし、昇進したばかりの小結を向き直って押し出し、満員の東京・両国国技館の観衆を喜ばせた。
宇良は型破りな技で知られていたが、照ノ富士は相手に技の隙を与えず、この日の決勝戦でも主導権を握り続けた。
昨年5月場所で8度目の天皇杯優勝を果たしたものの、2023年に出場資格を失っていた照ノ富士にとって、これは大きな安堵だった。
彼は7月のトーナメントに短期間出場したが、負傷のため3日後に棄権した。
32歳の照ノ富士は、エリートリーグで10回優勝したいと述べており、すでに膝と背中に怪我を抱えているため、遅かれ早かれそれを達成したいと考えている。
新春場所、豊昇龍が白星発進
新春大相撲初日の他の大一番では、モンゴルの大関豊昇龍が両内股を取って腕投げを試み、前頭筆頭の熱海富士を辛勝して白星で開幕した。
熱海富士は2023年最後の2場所で優勝を争っており、初日に敗れたものの15日間の正月場所には出場すると予想されている。
大関霧島は、対決直後にタイミングよく引き下ろしを使い、土俵から落ちた前頭トップの若元春に確実な勝利を収め、新年の幕開けを飾った。
11月の2023年決勝トーナメントで優勝した霧島は、2024年にグランドチャンピオンになることを目指しており、今年の最初の場所で好成績を収めることを目指している。
貴景勝、大栄翔が初日に勝利
翠富士は立ち合いを回避したが、貴景勝は体勢を崩さず、小柄な前頭2位を場外に押し出す前に冷静さを保った。 結果、貴景勝が白星で開幕し、大関力士の初日白星が確定した。
関脇大栄翔は突き技で前頭3枚目の郷ノ山を破った。
大栄翔は大関昇進の可能性を秘めて初場所に臨む。 しかし、そのためにはほぼ14勝が必要だろう。
大関昇進を目指すもう一人のグラップラーは関脇琴ノ若で、上半身への腕打ち連打で前頭2位の阿比を土俵外に追いやった。
ヘビー級の戦いで、小結 高安 正面突きで北勝富士を圧倒し、数秒以内に前頭3位を退けた。
元大関朝乃山は、強力な対戦を活かして、同じ前頭7位の一山本を退け、白星で新年の幕開けを飾った。
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著者: ジム・アームストロング
著者は25年以上日本のスポーツを取材してきたベテランジャーナリスト。 あなたは彼を見つけることができます スポーツルックに関する記事。