東京:保健当局は日曜日(3月31日)、西日本の小林市にある第2製薬工場を、同社が栄養補助食品に関連する可能性のある5人の死亡を報告したことを受けて強制捜査したと当局者が述べた。
土曜日の大阪市に続いて和歌山県で行われた検査は、製薬会社による「紅麹」の使用に関する捜査を拡大することになる。
大阪に本拠を置く小林氏によると、大阪の工場で昨年4月から10月にかけて生産された紅麹から、ペニシリウム青カビによって生成された可能性のある有毒なプベルル酸とみられる物質が検出されたという。
同社によると、金曜日の時点で、コレステロール値を下げると宣伝されているサプリメントの摂取後に114人が入院し、5人が死亡したという。
日本の厚生省当局者はロイターに対し、死因は確認されていないと語った。
しかし、「紅麹が原因の可能性があると考え、2日間で2つの工場を検査した」。
小林氏は金曜日、製品に関連した腎臓病の報告を受けて以来、製品と腎臓への影響との関連性の疑いを調査していると述べた。
「問題をできるだけ早く解決できるよう、捜査に全面的に協力する」と小林の投資家広報部長、富山裕子氏は日曜、公共放送NHKの中継映像で記者団に語った。
同保健当局者は、同省は「他の関係省庁と連携し、現在進行中の問題の解決に全力を尽くすとともに、小林製薬に対し、本件の調査に必要な協力を要請する」と述べた。