大阪(共同)-小林製薬が同社の紅麹サプリメント摂取後に死亡したと発表した5人のうち3人が前立腺がんや悪性リンパ腫などの既往症を患っていたと日本の保健省が火曜日に発表した。
これまでに女性3人と男性2人(60代3人、70代1人、年齢不詳1人)が、大阪の製薬会社の紅麹を含む製品を摂取して死亡したとみられる。 。
同省は日本腎臓学会との共同記者会見で、死亡者のうち3人の健康状態には高血圧、高脂血症、リウマチも含まれていたが、他の2人の病歴は不明だと発表した。
同社のサプリメント摂取後に一時的に入院した人の数は月曜日時点で216人に上り、このうち1,251人が医療機関を受診した。 同社への申請件数は約5万9000件に達した。
同社の最近の研究では、サプリメント摂取後に腎臓障害を患った患者95人のうち4分の1にステロイドが投与され、残りの患者には摂取を中止するよう指示されただけだったことが判明した。
透析を必要とした3人の患者のうち、2人は治療を中止したが、まだ続けている1人は、サプリメントの摂取に関連した理由で、透析をする可能性は低いと考えた。
研究によると、これらのサプリメントの摂取後に健康上の問題を発症した患者の大多数は、昨年12月以降に病院を訪れた。 症状には、倦怠感、食欲不振、排尿異常、腹部不快感などが含まれます。 頻尿や浮腫は比較的まれでした。
小林製薬は「紅麹コレステヘルプ」を2021年2月に発売し、今年2月末までに約100万包を販売した。 このサプリメントは、悪玉コレステロールとして知られるLDLコレステロールのレベルを下げる方法として販売されました。
原因の調査は続いているが、同社は最近、サプリメントの製造に使用される原料から青かびから天然に生じる化合物であるプベルル酸が検出され、この厄介な物質が病気の原因である可能性があると発表した。
同社の南学正臣社長は「(サプリメントの)服用をやめると症状がよくなる傾向がある。ただ、症状がなくても腎臓病を発症するケースもあるので、体調が優れない場合は検査を受けてほしい」と話す。