正月の大地震で被害を受けた中部地方にある東京の羽田空港と能登空港の間の民間航空便が再開された。
能登空港は地震による滑走路の大きな亀裂の修復が完了し、木曜日に再開した。
全日空は土曜朝、東京―能登間の運航を再開した。
能登行きの初便に搭乗し、家族や友人と再会するため、人々が羽田第2ターミナルのゲートに集まった。
東京近郊の神奈川県に住む60代女性は、石川県輪島市の両親に会いに行くと語った。 両親は地震で家が大きな被害を受けたため、避難所に滞在していると彼女は語った。
女性はまた、両親が輪島を離れることを望んでいないため、一時的な住居に入居する可能性について話し合ってほしいとも語った。
東京都在住の50代男性は、石川県珠洲市にいる親しい友人に会いに行くと語った。 地震にはショックを受けたが、友人と再会できてうれしかったと話した。 男性は「避難所で被災者の食事の準備を手伝いたい」と語った。
ANAによると、午前10時半ごろ羽田を離陸した能登行きの初便には乗客62人が乗っていたという。
ANAは地震前は空港間を週28便運航していたが、2月末までは週6便のみの運航となる。 往復は火曜日、木曜日、土曜日に運行されます。