石破茂首相が先週任命した新内閣の集合写真が、首相官邸の公式ウェブサイトに公開される前にフォトショップで加工されたと、政府最高報道官が月曜日に発表した。
メディアが撮影した未公開写真では、石破氏と中谷防衛大臣がつなぎ服の下に着ている白いシャツの一部が見えている。しかし、首相官邸が公開した公式写真には、この腰周りの白い部分が写っていない。
この写真をきっかけに、ソーシャルメディアでは彼女を「似合わない」キャビネットと呼ぶ投稿が広がった。
組み合わせ写真は、(上)2024年10月1日に東京の首相官邸で共同通信社が撮影した石破茂首相(前列中央)と閣僚らの未公開の集合写真、(下)首相官邸が公式ウェブサイトで公開した同じ時の集合写真。石破氏と中谷防衛大臣(前列左から2人目)が着ていた白いシャツの露出部分を隠すように編集されている。腰の近くに見えます。 (共同)
林芳正官房長官は政府が写真を改変したことを認めた。
林氏は定例記者会見で「公式行事で撮影した集合写真は、参加者にとって何年も思い出として残る。そのため、今回の変更は今回が初めてではない」と強調した。
石破氏は、与党・自民党が一連の不祥事に陥ったことを受け、政治に対する国民の信頼を回復することを約束して就任した。
3月には、キャサリン妃と子供たちとの加工された写真がセンセーションを巻き起こし、後にキャサリン妃は謝罪した。
人工知能の進歩により、AIを利用して作成された画像や動画であるディープフェイクに対する懸念も高まっている。
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