日本の国会は金曜日に通常国会を召集した。 主要な議論は法的見直しを含む政治改革をめぐるもので、岸田文雄首相率いる主要与党・自由民主党は政治資金スキャンダルに陥っている。
参院議員らは午前10時に本会議を開き、元日に能登半島を襲った地震の犠牲者に黙祷を捧げ、その後、各常任委員長の指名を行った。
午後1時、徳仁天皇ご臨席のもと開会式が行われた。
岸田首相は以前、自民党の衆参両院議員の会合で、このスキャンダルをめぐり有権者が党を批判していると述べた。 同氏は、政治資金の透明性をどのように管理するかについて他党と議論する用意があると述べた。 同氏は、この国の将来は国をリードする自民党の努力にかかっているとの決意を持って、日本が直面する喫緊の課題に取り組むと述べた。
最大野党・立憲民主党の泉健太党首は同党参院議員総会でこう語った。 岸田政権は危機意識や事態対処能力に欠け、国民の命を重視していないなどと批判した。 同氏は、党は有権者との対話やさまざまな分野との協力を通じて政権奪取に努めるべきだと述べた。
会期は6月23日までの150日間となる予定。
首相は通常、国会召集日に年次所信表明演説を行う。 しかし、岸田氏は火曜日に演説する予定だ。
議員らは月曜日に政治資金に関する委員会審議を開く予定だ。
岸田氏率いる自民党3派閥は、募金イベントからの一定の収入を申告しなかったり、党員に賄賂を支払ったりした疑いがある。 この収入を申告しない場合は政治資金規正法違反となります。 現職および元議員3人を含む10人がこの疑惑に基づいて起訴されている。 彼らの多くは、かつて故安倍晋三首相が率いていたより大きな派閥に属していた。
野党陣営の要請を受け、安倍派所属の国会議員11人が国会の委員会や審議会の委員長を更迭した。