東京:小林製薬のサプリメントが原因とされる健康被害以外に、機能性表示食品18品目に関連した健康被害が日本で報告されていると政府が金曜日に発表した。
消費者庁によると、医療従事者らは下痢や湿疹などこれら18項目に関連する117件の症例を報告した。
一部の症例では入院が必要となったが、死亡例はなかったと当局は付け加えた。
小林製薬の赤米発酵食品「紅麹」を配合したサプリメントの摂取者が死亡を含む健康被害に遭ったとの報告が相次いでいることを受け、同庁が情報を公開した。
日本では事業者が届け出れば機能性表示食品を販売できる。
今回、同庁が特定した機能性表示食品は、3月22日時点で届出を行った1693社から処理された6795品だった。
回答期限前日の木曜日には、1,395社中11社が健康違反の事例を報告した。 調査対象商品には未販売の1,637品目も含まれていた。
11社は健康上の懸念を政府機関に報告する必要はないと結論付けた。
同庁関係者は、こうした製品を多くの人が摂取すれば報告が出るのは避けられないため、健康被害の数字は「驚くべきことではない」と述べた。
同当局者は、11社の決定が適切だったかどうか、関連ガイドラインを改善する必要があるかどうかを検討すると付け加えた。
時事通信社