4月3日のサッカーの試合中に宮崎市の学校キャンパスに落雷が発生し、18人が病院に運ばれ、1人が意識不明となったことを受け、当局は注意を呼び掛けている。
午後2時35分ごろ、宮崎産業経営大学のキャンパス内にある鵬翔高校の運動場でサッカーの試合中に落雷があったと地元消防に110番通報があった。 報道によると、試合は鵬翔と熊本県立鹿本高校の試合だったという。
宮崎市消防局と宮崎県警によると、生徒計18人が病院に搬送された。 鹿本高校の生徒2人は意識不明の重体だったが、うち1人は後に意識を取り戻した。 別の生徒は中等症で、このうち15人は軽傷とみられる。
学校の部活動中に落雷による死亡事故が相次いでいます。 日本スポーツ振興センターによると、2014年度には野球の練習試合中にマウンドに立っていた高校2年生が雷に打たれて死亡、2017年度には高校野球1年生が落雷により死亡した。プレーヤーはフィールド上で殺されました。 いずれの場合も見舞金が支払われた。
事故を受け、文科省は2018年7月に全国の教育当局などに書簡を送り、落雷事故の防止を呼び掛けた。 指導者らには事前に天気予報を確認し、天候が急変した場合にはためらうことなく計画を変更・中止するよう呼び掛けた。
また、「分厚い黒い雲が広がっている場合は、嵐雲の接近に注意してください。」「雷鳴が聞こえたら、直ちに安全な場所(鉄筋コンクリートの建物や車など)に避難してください。これは危険信号です。」と書かれています。 「たとえ弱くても雷は人体に集まりますので、長靴や雨合羽などの断熱材を着用しても落雷を防ぐことはできません。」 また、被害に遭われた方は「気象庁」の指示に従ってください。 。サンダーナウキャスト雷警報と雷活動のステータスに関する情報を提供します。
気象庁によると、雷は春から夏にかけて増加する傾向にあるという。
【池田真由香、平川雅典、宮崎総局、下薗和仁、加藤学、熊本支局野呂健司】