北朝鮮に拉致された日本人の親族らは、両親が生きている間に拉致被害者全員が送還されれば、日本政府の対北朝鮮制裁解除には反対しないと述べた。
親族とその支援者のグループが日曜日に東京に集まった。
拉致被害者の横田めぐみさんの弟でグループのリーダー、横田卓也さんは、拉致以来長く苦しい期間が過ぎたと語った。
有本明弘さんと横田早紀江さんを除く拉致被害者の親族は全員死亡しており、残された時間はないと述べた。
同団体は、日本政府が北朝鮮に人道支援を提供し、両親が生きている限り拉致被害者全員の一斉帰国を北朝鮮が認めれば制裁を解除することに反対しない新たな行動計画を策定した。
この計画では、この政策には期限があることが強調されている。 同団体は、両親が生きている間に拉致被害者が送還されない場合、日本政府に対し制裁を強化するよう求めるとしている。
日本政府の制裁には全面通商禁止と北朝鮮船籍の船舶の寄港禁止が含まれる。 北朝鮮による日本人拉致、核開発、ミサイル発射などを理由に課された。
拉致被害者の家族団体のメンバーは、北朝鮮の旅客貨物船「万景峰号」の日本の寄港に対して抗議活動を行っていた。
同団体は昨年、残された親族が生存している限り拉致被害者全員の帰国を日本政府が認めるのであれば、日本政府の北朝鮮に対する人道支援には反対しないと決定した。
この団体は今回の動きで、拉致被害者の両親が高齢化する中、日本政府が行動し、北朝鮮の指導者金正恩氏が拉致問題の早期解決に動くことを期待しているようだ。