小泉隆二法務大臣は、資金集めスキャンダルをめぐり検察が二階派事務所を捜索したことを受け、主要与党自民党の二階派から離脱した。
東京地検は火曜日、政治資金規正法違反容疑で自民党安倍派と二階派の事務所を強制捜査した。 小泉氏は二階派に属していた。
水曜日、小泉氏は法務大臣が検事総長主導の捜査に対する権限を持っているため、潜在的な利益相反を避けたいと述べ、派閥からの離脱を申請した。
二階派は小泉氏の要請に応じた。
同大臣は記者団に対し、法務省の業務を法に基づき厳正に公正に遂行することが責務であると考え、国民の間に誤解を生じさせないよう離党したと述べた。
小泉氏は一時的に派閥を離れたわけではないと付け加えた。
野党から辞任を求める声に言及し、大臣は自らに託された職責を果たすために全力を尽くすと述べた。
一方、野党は二階派に所属する小泉氏が法相に留まるのは適当ではないとして、一致して法相辞任を求めることで一致した。
岸田文雄首相は先週、安倍派の閣僚4人と国務大臣5人を更迭した。 ただ、小泉氏を含む二階派の閣僚2人を閣内に留任させる意向を示した。