大坂なおみ選手が約2年ぶりにトーナメントで準々決勝に進出した。
4度のグランドスラム優勝を誇る彼女は、対戦相手のレシア・ツレンコが怪我のため予定されていた試合前に棄権したため、カタール・オープンでベスト8入りを確実にした。
大坂は昨年夏に娘シャイちゃんを出産した後、1月にツアーに復帰したが、ドーハに向かうまでの最初の4試合のうち1勝しかできなかった。
しかし、日本のスターはカタールの首都で好調を維持し、全豪オープンでは1回戦でキャロライン・ガルシアに敗れた埋め合わせをし、その後はクロアチアのペトラ・マルティッチを破った。
これは彼女にとって、2022年4月のマイアミ・オープン決勝でイガ・シフィアテクに敗れて以来の最高成績となった。
トップシードのシフィアテクはロシアのエカテリーナ・アレクサンドロワに6-1、6-4で快勝し、ベスト8に進出し、ビクトリア・アザレンカと対戦する。
ベラルーシのアザレンカは第8シードのラトビアのエレナ・オスタペンコを6-0、6-3で破り、第3シードのエレナ・リバキナはアメリカのエマ・ナバロに対して6-1、6-7(6)で厳しい3セットを勝ち取り、6:4で生き残った。
アメリカのダニエル・コリンズとチェコのカロリナ・プリスコバも、それぞれカテリーナ・シニアコバとリンダ・ノスコバに勝利して勝ち上がった。
ウィンブルドン優勝者のマルケタ・ボンドルソワはアナスタシア・パブリウチェンコワに7-5、6-3で敗れ、今年も厳しいスタートを切った一方、全豪オープン準優勝者の鄭琴文はカナダのレイラ・フェルナンデスに7-5、6:3で敗れた。