公共放送NHKが放送した映像には、正月の強い地震で最も被害を受けた地域の一つである輪島市で通り全体が水没し、建物が倒壊し、道路が根こそぎになり、大火災が発生した様子が映っていた。
消防庁によると、日曜朝の時点で石川県で1人が死亡、3人が行方不明、2人が重傷を負った。
少なくとも十数の川が堤防を決壊させ、行方不明者のうち2人が強い流れに流されたと伝えられている。
他に3人が行方不明となった。彼らは輪島市の道路を修復するために国土省のために働いていたと、地元省職員の徳橋義之氏がAFPに語った。
徳橋氏は、行方不明と報告されていた作業員1人が、他の26人が避難していた土砂崩れの近くの「トンネルに入った」と述べ、現在は27人全員が安全な場所に避難していると付け加えた。
「救助活動は今朝午前5時に開始される予定だったが、大雨のため中断されたが、午前11時頃に再開される予定だ」と同氏は述べた。
当局によると、石川県の自治体は輪島市、珠洲市、能登町を含む地域の住民7万5千人に避難を呼び掛けた。
消防庁によると、石川県北部の新潟県と山形県の住民1万6800人にも避難が命じられた。