北朝鮮、日本の開催拒否で敗北、ワールドカップ予選敗退

3月21日、東京の国立競技場で行われた2026年ワールドカップ予選の北朝鮮戦でボールをコントロールする日本の田中碧選手(中央)。 [AFP/YONHAP]

日本サッカー協会は土曜日、中止となった2026年ワールドカップ予選の北朝鮮戦で日本が3対0で不戦勝で勝利したと発表した。

北朝鮮・平壌の金日成競技場で3月26日に開催予定だった予選は、3月20日に北朝鮮がアジアサッカー連盟に対し、中立地帯で試合を行わなければならないと一方的に通告したため中止となった。

北朝鮮は要請の理由を明らかにしなかったが、中止後に日本のメディアは、北朝鮮が最近日本で連鎖球菌トキシックショック症候群の患者が急増していることに対して予防措置を講じているためだと報じた。

しかし、両チームは出場権を得る第三国を見つけることができず、FIFAは北朝鮮に敗戦を宣告した。 この試合はホームアンドアウェイ予選の第2レグで、3月21日に東京で行われた第1レグでは日本が1-0で勝利した。

しかし、北朝鮮はワールドカップ予選2次リーグから棄権しなかったため、グループBの予選はあと2試合残っており、3次予選に進出するチャンスはまだ残っている。

北朝鮮はグループBで勝ち点3の3位で、2位シリアと勝ち点4差となっている。

一方、グループ優勝の日本は2試合を残してすでに次のラウンドへの出場権を獲得している。

36チームによる2次予選では、9グループの団体優勝と準優勝の計18チームが3回戦に進出。

北朝鮮は次に6月6日にシリアとの予選試合を行い、続いて6月11日に最終予選のミャンマーとの試合に臨む。 両試合は北朝鮮で行われる予定だ。

北朝鮮は新型コロナウイルス感染症のパンデミックに関連した理由で2021年の第2次予選を棄権したため、2022年ワールドカップの第3次予選には進めなかった。

敗退後、この孤立した国は3年近く国際大会に出場チームがなく、延期された2021年の東京オリンピックさえ欠場した。

北朝鮮は昨秋、中国の杭州で開催された第19回アジア大会に選手団を派遣し、その中には後に準々決勝に進出した男子U-23サッカーチームも含まれていた。

文:ペク・ジファン [paik.jihwan@joongang.co.kr]

louis

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