日本の与党党首選挙の候補者らは土曜日、強硬な中国と挑発的な北朝鮮の台頭に対抗するために、アジア内外の志を同じくするパートナーとの連携を強化する重要性を強調した。
未解決の問題を解決するため、メディア世論調査で有力候補とみられている小泉進次郎氏は、首相になったら中国や北朝鮮の相手との直接交渉を追求すると述べた。
「最終的には、上級リーダーがどのように話すかが重要です。これがなければ、大きな躍進や前向きな発展は不可能だ」と、他の8人の候補者とともに9月27日の総選挙に先立つ討論会で、小泉氏は述べた。
小泉首相の父、小泉純一郎氏は2002年に首相として北朝鮮を訪問し、これは北朝鮮に拉致された日本人5人の帰国への道を開いた歴史的な措置となった。
自民党党首候補(左から)高市早苗経済安全保障大臣、小林隆行元経済安全保障大臣、林芳正官房長官、小泉進次郎元環境大臣、上川陽子外務大臣、勝信元官房長官2024年9月14日、9月27日の総選挙を前に、東京の日本記者クラブでの討論会で写真にポーズをとる加藤氏、河野太郎デジタル相、石破茂元防衛相、国民民主党の茂木敏充幹事長。 (共同)==共同
日本の次期指導者としてもう一人の国民の人気者である石破茂元防衛大臣は、ロシアがNATO非加盟国のウクライナに侵攻したのを見て、集団安全保障を確保するためにアジア版NATOの創設を検討していると述べた。
「私の考えは、同様の(安全保障)環境に直面している国々から始めることです。これは中国を排除するという意味ではない」と石破氏は語った。
しかし、同氏は、そのような枠組みを確立する前に、日本の平和憲法の下で何が可能なのか、どの国が参加するのかなど、いくつかの問題を解決する必要があることを認めた。
NATO 内では、1 つの加盟国に対する攻撃は全加盟国に対する攻撃と見なされます。
中国の自己主張の高まりは、インド太平洋地域の多くの国にとって懸念事項となっている。
過去に外務大臣や防衛大臣を務めた河野太郎デジタル大臣は、日本は他の民主主義諸国、東南アジア諸国連合、いわゆるグローバル・サウスの新興勢力と協力しなければならないと強調した。
河野氏は「日中の二国間関係はもちろん重要だが、志を同じくする国々や民主主義諸国と共通の戦線と共通の戦略を持つことは、中国の過剰生産やマイクロチップなどの問題に対処する上で強力になるだろう」と述べた。
与党自民党の他の候補者には、林芳正官房長官、上川陽子外務大臣、高市早苗経済安全保障大臣とその前任の小林隆之氏、自民党幹事長の茂木敏充氏が含まれる。
現在の自民党総裁である岸田文雄首相が今月末に任期満了で辞任する。
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