レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは、２日目にイスラエル軍陣地に大規模なロケット弾と無人機による攻撃を開始したと発表した。

カタールに本拠を置く衛星ニュースチャンネルのアルジャジーラは、ヒズボラ関係者の話として、木曜日の攻撃には30機の爆発性ドローンと150発のロケット弾が使われたと述べた。

イスラエル軍は、防空システムが「多数の発射」を迎撃したが、一部は発砲したと発表した。 同国の救急サービスは、この攻撃で２人が負傷したと発表した。

この攻撃は、水曜日にイスラエル北部で行われたヒズボラのロケット弾200発以上の集中砲火に続いて行われた。

イスラエル軍はヒズボラの標的に対する毎日の空爆を強化している。 ベンヤミン・ネタニヤフ首相は同グループに対する軍事作戦を強化する用意があるようだ。

国防総省によると、ロイド・オースティン国防長官は今週初めにイスラエルのヨブ・ギャラント国防相と電話で会談した。

ヒズボラの「攻撃性の増大」を受けてイスラエル・レバノン国境沿いの緊張を緩和する取り組みについて話し合ったという。

アナリストらは、ガザ地区におけるイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦交渉でほとんど進展が報告されていないため、中東での敵対関係が拡大する可能性があると述べている。