2024年9月6日 16時36分(日本時間)
パリ-木曜、パリパラリンピックの男子ゴールボール競技で、延長戦までもつれた試合で日本がウクライナを破り、初の金メダルを獲得した。
日本の女子チームは2012年ロンドンパラリンピックの金メダルを含む3つのメダルを獲得しているが、男子チームがメダルを獲得するのは初めて。
また木曜日には、上地優衣選手(30歳)と田中真奈美選手(28歳)が、車いすテニス女子ダブルスでオランダ人コンビを破り、日本人初のペアとなって金メダルを獲得した。
車いすテニスの男子個人戦では、18歳の小田時人選手が準決勝でアルゼンチンのグスタボ・フェルナンデス選手を破り、土曜日の決勝に進出した。
21歳の和田菜月選手が、知的障害者対象のパラ卓球競技会WS11クラスの女子シングルスで、中立選手として出場した東京パラリンピック金メダリストのエレナ・プロコフェワ選手(ロシア)を破り、日本選手として初めて金メダルを獲得した。同種目では古川佳奈美選手が銅メダルを獲得した。
パラ陸上競技では、男子400メートル走T13視覚障害クラスで25歳の福永亮太選手が48秒07で銀メダルを獲得した。
パラ柔道では、女子48キロ級盲目部門で半貝静香選手がナタリヤ・ニコライチク選手(ウクライナ)に敗れて銀メダルを獲得した。半外選手の銀メダルはこの種目で日本勢初。
ボッチャでは、サポート付き選手と単独出場選手によるBC1/BC2混合団体戦で、遠藤裕美選手、廣瀬貴之選手、杉村英隆選手からなる日本チームが韓国を8-3で破り、銅メダルを獲得した。
チームは水曜日の準決勝でインドネシアに0対9で敗れたところから立ち直り、この種目で3年連続のパラリンピックメダルを獲得した。