FCバイエルン・ミュンヘンは木曜日、3000万ユーロ(3200万ドル)の契約解除金を撤回すると報じられていた日本人センターバック、伊藤裕樹をシュツットガルトから2028年まで契約すると発表した。
25歳の伊藤はバイエルンにとってサプライズ契約であり、クラブにとってこの移籍期間における初の大型契約となる。 彼はドイツで1年間のレンタルを経て、わずか2シーズン前にJリーグのジュビロ磐田から100万ユーロ未満でシュツットガルトに加入した。
「世界最大のクラブの一つでプレーできることを大変光栄に思います」と伊藤は準備済みの声明で述べた。
「FCバイエルンが多くのタイトルを獲得できるよう、自分の役割を果たしたい。」
左利きの伊藤は通常は中央守備で使用されるが、左サイドバックや守備的ミッドフィールドとしてもプレーできる。
伊藤はシュツットガルトで2シーズンで97試合に出場し、2得点を記録した。
「ヒロキは我々が望むものをすべて持っている。彼は課題を受け入れ、それを克服し、常に自分の道を進む選手だ」とバイエルンのスポーツディレクター、マックス・エベルルは言う。
「ヒロキは背が高く、攻撃的で、強い左足、優れたパスゲームを持ち、左でも中央でもプレーできる多才な守備力を持っています。
「彼はすぐに我々にとって素晴らしい補強となるだろう。」
伊東は昨シーズン、シュトゥットガルトが降格候補からチャンピオンズリーグに昇格するという驚異的な好転の立役者だった。
セバスティアン・ヘーネス率いるチームは、王者バイエル・レバークーゼンに次ぐ2位で終了したが、12シーズンぶりにトロフィーを獲得できなかったバイエルンより1つ上だった。
伊藤は2022年に日本代表デビューを果たし、それ以来19試合に出場し1得点を記録している。