ニューヨーク・タイムズ紙は、金曜日にイラン空軍基地近くで爆発があり、核施設のある地域をカバーする防空システムが損傷したと報じた。
米国の有力紙は土曜日、西側諸国とイラン当局者の発言として、イランへの報復攻撃に配備されたイスラエルの兵器により、中部イスファハーン州ナタンズ近郊で航空脅威を探知し破壊する任務を負った防衛システムが損傷したと伝えた。
報告書は西側当局者の発言として、今回の攻撃は「イスラエルがイランの防衛システムを感知されずに回避し、機能不全に陥らせることができるというメッセージをイランに伝えるために計算された」と述べた。
イランメディアは金曜日、イスファハーンの空軍基地付近で爆発があり、小型無人機数機が撃墜されたと報じた。
イスラエルとイランは互いに報復攻撃を続けている。 しかし、双方とも状況が本格的な武力衝突にエスカレートすることを避けようとしているようだ。
観察者らは、イスラエルは金曜の攻撃を利用して、先進的な軍事能力を誇示することでイランを牽制しようとしたと述べている。
一方、イランの支援を受けるイラクのイスラム教シーア派民兵組織「人民動員軍」は土曜日、ソーシャルメディアで、首都バグダッドから約50キロ南にある拠点で爆発が起きたと発表した。
ロイター通信は病院関係者の話として、1人が死亡、6人が負傷したと伝えた。
中東情勢のさらなる不安定化への懸念が高まっている。