中国のIT企業は、先週スクールバスの停留所で刺傷事件が発生したことを受け、反日感情を煽る投稿を取り締まると発表した。 この事件で中国人女性1人が死亡、日本人2人が負傷した。
6月24日、江蘇省蘇州市のバス停に到着した日本人学校の生徒を乗せたバスが刃物を持った男に襲撃された。
バス停にいた日本人母子が負傷し、中国人バス従業員が死亡した。
事件後、ネット上には中国人女性を「日本のスパイ」などと中傷するコメントや日本を批判する書き込みが投稿された。
中国メディアによると、テンセントや百度などのIT企業は、反日感情を煽るコメントを取り締まると発表した。
テンセントは土曜日、中国と日本の対立や極端なナショナリズムを煽る投稿を取り締まると誓った。 同社はすでに800以上の違法コンテンツと関連する約60の違法アカウントに対して措置を講じていると述べた。 この措置には、ユーザーをプラットフォームから禁止することが含まれる。
関係者らは、中国企業が反日投稿に対する規制強化を発表するのは異例だと指摘する。 中国当局が過激な出版物が世論に与える影響を懸念してこの指示を出したのではないかとの見方もある。